正社員からフリーランスへ

正社員時代、私があまりにもしっかりと仕事をするものだから、毎日がきゅうくつで仕方がなかったんです。(今もしっかりしているけど)

世の中、不真面目だらけだなぁと思うのは、それなりの企業にしか勤めていなかったかもしれないし、

大きな企業でも、そこそこ働けばいいやと思う人がメジャーだったりするかもしれないし。

まぁそんなことを目の当たりにして、たいして多くもない給与明細を眺めていると、モチベーションが持たなくなりまして。

フリーランスっておいしいの? きびしいの?

ちまたの情報には、調べればすぐ何十万だの魅力的な金額がディスプレイされているわけですね。

釣り広告かもしれない。それっぽい案件があるか、金額をそれっぽくしているか。

いよいよもって会社員を卒業したくなって、いろんなサービスに問い合わせた。

結局、厳しいかどうかはわからなかった。

ここでいう厳しさとは、成果に対してのこと。

でもね、準委任っていって、技術者の時間貸しなワケだから本当の意味での成果物は問われないでしょ?

ほら、調べたらそう書いてあるし。

まぁ、善管注意義務という使いようによっては怖くなりそうなコトも書いてあるんだけど。

会社員やめて個人事業主だよ

そんなわけで会社を辞めたその足で税務署へ開業届を出しに行って、

開業届は出すだけ出してチェックは後でするとのことで、あっさり終わる。

記念に少し高い寿司を食べて帰る。自撮りもする。

案件紹介~契約までの流れ

エージェントに声かけたら、まずは面談して希望条件を確認されます。

月額単価、案件内容、スキル、出勤可能な範囲などなど。

それらに合うような案件をエージェントが紹介してくれて、こちらがよければ応募の意思を伝えます。

先方の企業が会ってみたいと返事があったら、エージェントから面談の調整が行われるので、

面談可能日程を2,3日伝えて、面談当日を迎えます。

(ちなみに厳密には商談ではない。商談は契約相手、つまりエージェントとするもの)

当日は面談先に訪問もしくはリモート(TeamsやZoom、Googleのサービスなどなど)で実施されます。

大体は、次の3要素で進行するので覚えておくといいです。

  • 先方さんが案件の内容を説明
  • こちらが今までのスキルを説明
  • 質疑応答

時間的には質疑応答の長さにもよりますが、20分~40分といったところです。

転職回数の多い私としては、話す時間短くてビックリしましたが、もう慣れました。

それでもって、結果についてはエージェントから知らされます。

早くて当日、遅くて2日後くらいです。チョッパヤなんで決まらなくて焦らなくてもよいかもしれません・・・

(こればかりは個々人のスキルとそれを相手に伝えられるかと、希望次第ですのでわかりませんが)

先方さんがOKであれば、エージェントから正式に条件を伝えられるので、こちらもOKかNGで返します。

OKだったら1週間以内にエージェントから契約書が届くので、

よく読んで捺印します。

気にするポイント

下記にまとめておいたので参考にしてください。

  • 商流(浅いほど抜かれる単価が減る=収入につなげやすい)
  • 出勤かリモートか
  • 勤務時間帯
  • 清算時間幅と清算方法(140-180h。上下割とか)
  • 服装
  • 支払サイト
  • 交通費と出張費の扱い(交通費はこっちもち、出張費は客先持ちが多いです)
  • 1回の契約の期間(3か月更新とか。だけれども支払は月単位がほとんどです。この場合は3か月はこの案件で時間を確保されるという意味です。逆に言うと、3か月は収入は安泰です。よほど結果が悪いかサボらない限り)

契約後のルーティーン

1か月業務に従事した成果物として、工数表(勤務表とも言う)を提出します。

時間を売っているわけですから、いわば工数表が成果物なのです。

これを客先に提出すると、こちらの責を果たしたことになり、報酬を楽しみに待つことができます。

さて、業務に従事した後の感じ方は人それぞれだし、環境によりけりでしょう。

人間関係とかめんどくさくないからすげー楽。という人もいれば

扱いがひどすぎてそもそも作業何してよいかわからん。みたいな人もいるかもしれません。

状況が以前よりもよければ満足ですし、丸投げで説明無しや契約と違うことを言ってくる先方だったりすると不満になるかもですが、

もう会社員ではないので、自己責任です。

相談できる相手に相談する。理屈を通して是正させる。

方法はいろいろあると思います。

私からアドバイスですが、これだけ心にとどめておいてください。

知らぬは罪。

例えばほとんど情報無い状態で丸投げされた例ですが、情報開示義務というのが先方には発生します。

契約書に書いてあろうがなかろうが、作業を進められる程度の情報は必要なので、それを誠実に伝えて情報の入手に努めます。

取り合わないようであればエージェントに相談して、これでもダメなら

契約更新をしないか、自分の主張がおかしくないか見直してください。グッドラック。